ダンロップ SCOOTSMART2(スクートスマート2)に交換しました
ダンロップから新しいビッグスクーター用のタイヤが発売。ということで今回、タイヤ交換の時期を迎えていたマジェスティ4D9に履かせてみました。最新のスクーター専用タイヤのレビューになります
SCOOTSMART2(スクートスマート2)とは?
オフィシャルサイトの説明を読むと新パターンになりロングライフでありながら排水性能を上げ、ウエット性能を向上させたとのこと。従来品「スクートスマート」からウエット性能で10%、ライフ性能で20%向上、さらに乗り心地性能も向上と良いとこずくめです。雨の日でも安心して走れるってのは普段は通勤の足にしている、そんなスクーターには最適な感じです
ダンロップオフィシャルページ:(各種サイズのリストもあります)
因みに今回交換したマジェスティ、4D9のタイヤサイズは
前輪:110/90-13
後輪:140/70-12 になります。どんな乗り味か気になったので今回は前後共に交換してみました
早速、レビュー!
まず見た目です。スクーター用と言えどもやっぱりタイヤパターンはカッコ良い方がいいですから。従来よりも排水性能を上げたという謳い文句通りタイヤの端まで溝が入っているデザインでちょっとオフロードな感じがするパターンです
フロント
リア
次に肝心の走りの部分です。比較は交換前に履いていたピレリのディアボロとの比較になります。100キロほど走って皮をむいてからの感想です
①走りが柔らかい
全体的に乗り心地がマイルドになりました。橋や高速などの道路の継ぎ目などがあまり気にならない感じです。しかし柔らかいといっても腰砕けな感じではなく、しっとりした感じです。スクーターはガンガン飛ばすバイク用ではないので普段使いならかなりジェントルな味付けかと思います
②ウェット性能
思った以上に良いです。雨の降り始め、豪雨の時どちらでもグリップがきっちり効いてビッグスクーター御用達のIRCよりも滑らず使える感じです。ただ凄く良いかというと普通よりちょっと安心感が増えた程度でした。豪雨のような路面全体に水の層があるときなどはやはり滑りますし、当然横断歩道・マンホールなどは滑ります。この辺、過信は禁物です
③グリップ性能
これはディアボロに遠く及びません。ショルダーの剛性を上げて旋回性能を上げたとのことですが、ディアボロの方がショルダーの剛性は高く、グッと路面を掴んで旋回する感じがして圧倒的に良かったです(その分減りが早いですが)カーブでちょっと寝かせてみましたが粘りがなくて滑りそうになります。なので峠道でバンバン寝かせるなどはやめた方が良いです。ただディアボロのマジェスティ4D9用のサイズが無くなってしまった現在、最良の選択肢の1つになるかと思います
価格は?
今回はバイクワールドで購入と取付作業をお願いしました
前輪:110/90-13 購入価格:9100円 工賃:2300円
後輪:140/70-12 購入価格:8800円 工賃:2800円
T/Lバルブ×2個 1000円タイヤ処理×2個 600円
工賃は前後交換で400円引きでした。もっと安いタイヤもありますが普段の足として使う、たまにツーリング、雨の日にも乗るのではあれば2023年現在で最良のタイヤかと思います。悩んでいる方は是非一度試してみては如何でしょうか?