スポーツスターのバッテリーは上がりやすい
購入してから1年ほど月に1度は充電器でバッテリーを満充電するようにしていた我が家のXL1200CX ロードスター。しかし今年の冬の寒さであっけなくバッテリー上がりをおこしてしまいました。
ネットで調べてみるとスポーツスターのバッテリー容量は元々小さく上がりやすいようで乗らないときは常に充電器に繋いでおくのが良いらしい。そのため2014年以降のスポーツスターには最初から簡単に充電出来るように専用端子がついていて帰宅したらすぐに電源を繋いでおけば大丈夫ということです。
充電器を繋いだままでは過充電になるのでは?と思いますが専用充電器なら繋いだままでも過充電することなく満充電になれば自動で停止します。なので安心して繋げっぱなしができるシステムです。スポーツスターを購入したときにディーラーから勧められて純正の充電器も一緒に購入しましたがサイドパーティーでも全く同じものがありました。価格を考えたら純正でなくてもサイドパーティーでも十分かと思います。価格もお手頃なので安心料として1台持っておくと良いですね。
問題点も
スポーツスターに最初から付いている充電端子は本体左手のサイドカバーを開ければすぐの場所にあります。ただ一つ問題が。このサイドカバーが非常に固く留まっており外すのが大変なんです。上部2つの爪で止まっていますが思いっきり引っ張らないと開きません。最初壊れるか?と思うほど引っ張りましたがそうやって何とか外れる感じです。自分のだけが特別かと思いましたがこれが知人に聞くと普通らしいです。外すのも大変ですが外したカバーはサイドに出っぱりますので充電中はカバーを閉めることが出来ません。その為、バイクカバーも掛けずらく困ります。
なので今回はこの問題を解決する方法を考えてみました。
今までの充電の状態。サイドカバーが出ているのでバイクカバーが掛けにくいです。
サイドカバーから端子だけを出せば良い、でも問題が・・・
最初は純正の充電端子を少し引っ張り出してサイドカバーから少し出した形にしようかと思いましたが、純正端子は短くて全く引き出すことが出来ません。なのでこれを少し延長してみることにしてみました。Amazonで良いのを探してみたところ・・・ピッタリなのがありました。
ケーブルの左右がSAEコネクタで防塵・防水キャップ付きです。長さは1.2mくらいのものもありますがサイドカバー内が狭いのでなるべく短いものが良いかと思い今回は60㎝のものにしてみました。
全長60㎝となっていますが実物を見てみるともっと短い感じがします(コネクタ込みで60㎝のようです)
防塵防水キャップがついていているので安心して使えそうです。
取り付け
では取り付けていきます。純正の充電端子に新しい延長端子を繋ぐだけなので簡単作業です。
車両本体の充電端子との接続部分です。抜け防止と防水のためビニールテープで接続部を処理しておきました。
ケーブルの引き出す場所はエンジン側は熱が気になるのでリアサス側にします。サイドカバーの爪に当たらないように写真のようにバッテリーの後方の隙間を利用してフレーム沿いにケーブルを出してタイラップで留めて完了。ケーブルが当たらないのを確認したら元通りにサイドカバーを締めればOKです。
完成
作業時間は10分ほどです。
結果、非常に便利になりました!
通常は防塵防水の端子カバーをつけていますし基本雨の日は乗らないので特別防水処理をしなくても大丈夫かと思いますが出先などで本格的に雨が降る場合はやはりビニールで養生したほうがよさそうです。
ちょっとした事ですがこれで手軽に充電ができるようになりました。スポーツスター乗りの方、オススメです!
今回購入したのは
追記
半年使用していますが全く問題ありません!長さもピッタリなので上記のケーブルかなりお勧めです♪