ETCが必要に
我が家のワゴンR(MH44S)は近所の買い物メインなのでETCは納車時に取り付けていませんでした。しかし最近はちょっと出かけるときなど高速を使う機会も増え、やっぱりETCは便利だと感じるように…そして丁度ETC2.0が一般的になりはじめたのもありこれを機にETCを取り付けることにしました。
カー用品店で取付もできますが少しでも安価にと思いDIYで取り付けを行ってセットアップだけカー用品店にお任せすることにしました。ネットでは書類を送ってセットアップ済にしたものも販売されていますが顔の見えない相手に個人情報を送るのはちょっと気になりましたので今回は未セットアップのものを購入して取り付けることに。
購入したETCは
最新のETC2.0対応の「CY-ET2620GD」です
取付方法(電源確保)
取付方法については既存のETCと全く変わりません。ETC本体が2.0対応の端末になるだけですので既存でついている方は取り換え、私の場合はついていない状態でしたので新規での取付になります。
まずETCの電源を確保します。以前取り付けたカーオーディオの背面に電源の分岐がありましたので今回はそちらを利用しました。社外オーディオを取り付けられている方はヒューズボックスから電源を取るよりもこちらの方がスマートに接続できるかと思います。
ワゴンRの場合、カーオーディオ裏へのアクセスはオーディオ左右のエアコンのルーバーの下側のメクラを引っ張って外します。
そうすると隠しネジが出てきますので左右それぞれ外します。あとは内張り外しを隙間に突っ込んで手前側に引いて外します。ケーブルが繋がっていますので引き出し過ぎないよう注意します。
これでACCと+電源、それぞれにアクセスできました。今回はこちらからETCに分岐します。私の場合はオーディオ取付時にハーネスキットを使っていたのでそれぞれ予備が空いてたので助かりました。
ここからACCと+電源を取り出して右側のエアコン吹き出し口の下側からETC本体へ繋ぎます。アースはハンドル下側のボルトから頂戴しました。
取付方法(ETC本体の取付)
ETCの取付場所ですが純正の場所に取付ました。
シートヒーターのボタンの下にいかにも、という感じで取り付ける場所があります。ハンドル下のこの部分はネジはなく爪で留まっているだけですので手前に引っ張れば外れます。割らないようゆっくり力を入れて外します。
次にETCのカードの挿入口を開口します。メクラ板は上下左右、数か所留まっているだけなのでカッターで数回切れば簡単に外れます。ETCのサイズに合わせて二か所切れ目がありますが今回取り付けるETCは薄型なので中央の切れ目でカットします
切り取り部分に隙間が空いていて上下左右、数ミリだけ繋がっているのが分かるかと思います
万が一のことを考えて軽くテープでマスキングをしてからカットすると他の部分に傷がつかず安心です。
取付方法(ETC本体の固定)
本体を両面テープで固定しても良かったのですが今回はDIYで取り付ける分、工賃が浮いているので今回は専用ステーを使っていきます。
各社から似たようなものが出ていますしAmazonでは無名の激安ものもありますがここは定番『槌屋ヤック VP-123』を使いました。安価なものは取付ステーの穴の位置がズレていたり(結局穴を空け直したり両面テープで張り付けたりするので)その手間を考えれば専用ステーが安心です。
完成
ピッタリ綺麗に収まりました。この辺の仕上がりは流石専用ステーです。
今回は出し入れやボタン操作を考えてツラから5mmほど前にでるように設置しました。
まとめ
初めてDIYでのETCの取付でしたがパーツさえ揃っていれば1時間もかからない作業でした。古いETCの交換や新規で取り付ける方の参考になれば幸いです
DIYでの取付は自己責任になります。くれぐれも気を付けて作業はされて下さい