ハーレーの車検の時期が
前回の車検から2年。あっと言う間に車検の時期がやってきました。という訳で2024年最新のバイクのユーザー車検方法をご紹介します。
事前準備
車検を受ける際に必要なものは
■軽自動車税納税証明書
春に自動車税をpaypayで払った場合は証明が出ません。なのでその場合は役所の税務課で発行してもらいます。発行手数料は無料です。
■車検証
バイクに積載してあります。
■自賠責保険
継続検査なので事前に自賠責保険を更新しておきます。今年2024年は2年間で8,760円でした。
■車検に通る整備
車検非対応マフラーや切れたウインカーなどは交換します。可能であれば綺麗に洗車しておくことをオススメします。
そして車検の鬼門となるのが光軸です。これは自分で合わせることも出来ますが最近は本当に厳しいので陸運局近くにあるテスター屋にお願いしました。調整料金、自賠責もここで更新したので値引きで1,800円でした。
以上を事前にやっておいて、書類はクリップで留めクリアファイルに入れておくと車検当日がスムーズです。
車検の事前予約
車検場は事前予約になります。自動車検査インターネット予約システムで希望日を予約します
見ると分かりますが結構埋まっていますので車検満了日より余裕をもって予約することをお勧めします。希望日の2週間くらい前には予約を行っておくと安心です。また光軸などで落ちた場合、調整して再検査になりますので時間的な余裕をもって朝イチに予約するのがベストです。
いざ、車検場へ!
今回は私は福岡で車検をうけたので『九州運輸局福岡運輸支局 本庁舎』へ向かいます。
庁舎に入って左手にネットで予約した方専用のパソコンがあります。スキャナーがついていますので車検証の下にあるQRコードをスキャンします
スキャンすると。自動車重量税納付書(検査自動車)・自動車検査表1・継続検査申請書、の3枚が印刷されます。
自動車重量税納付書(検査自動車)と継続検査申請書の2枚には住所と名前を記載します。
印紙を貼ります
自動車重量税納付書(検査自動車)・自動車検査表1に印紙を貼ります。印紙は隣の『九州運輸局福岡運輸支局』の窓口で販売しています。
自動車重量税納付書(検査自動車)に3800円分(3000円、400円×2枚)を貼り、自動車検査表1には1300円と500円の印紙を貼ります。貼る場所や金額は印紙販売の窓口の方に、『ユーザー車検で分からないので教えてください』と言えば丁寧に教えて貰えます。これで事務的な準備はOK。全ての書類をクリップでとめてクリアフィルに入れておきます。
いざ、車検レーンへ
バイク専用のレーンに並びます。ほぼ業者しかいないレーンなので直ぐに分かるかと思います。順番が来たら検査員の指示に従って下記の検査を行います
■ウインカー左右
■ライト
■ホーン
■ブレーキランプ前後
■車体番号の確認
■ハンドルロックが掛かるか確認
■車体の幅、高さ、長さの計測(計測時にコンベックスの片側を持って検査員の計測を手伝います)
ユーザー車検の場合、最初にここでも『ユーザー車検です』と検査員に伝えておくと都度説明してもらえるのでスムーズにいきます。
検査レーン内に入ります
上記の検査が終わったらレーンに誘導されますのでゆっくり侵入します。事前にユーザー車検と伝えておけば検査員が随伴して説明しながら下記をチェックします
■前後ブレーキ
■スピードメーター(40キロになったら足元のスイッチを押す)
次に鬼門の光軸です。ラインまでバイクを動かしてハイビームにします。自動的に機械が測定を始めます。問題なければ左手に『〇』の表示が出るので指示に従って更に前に進みます。ここで落ちる人が多いので落ちた場合は再度調整してレーンに並び直します。テスター屋で調整した場合は落ちた際、どれくらいズレているか検査員に聞いて数字を聞いておくとテスター屋での再調整時にスムーズに調整することが出来ます。
最後が排ガス測定です。検査員の指示でマフラー中に測定器を突っ込みます。こちらも終わりましたら右手に結果が表示されます。問題なければ以上で終わりです。検査表に結果を印字して貰い、バイクをレーンから出して所定の場所に停車、レーン奥にある事務所に書類一式を提出します
写真の緑のテプラが書いてある方に提出して名前を呼ばれるまで室内で待機です。チェックが終わったら最後の窓口に移動です。
最後に車検シールを貰います
書類のチェックが終わったら最初に行った『九州運輸局福岡運輸支局 本庁舎』に戻ります。
提出書類をまとめて、提出箱隣にある専用のクリアファイルに入れクリアファイルは提出箱へ入れます。一緒についているピンクの札は呼び出し時に必要になるので持っておきます。全ての書類のチェックが終われば名前が呼ばれて車検シール・新しい車検証が貰えて終了です。
まとめ
一見、難しそうなユーザー車検ですが事前の準備さえしていれば1時間ちょっとで終了します。事前予約なのでそこまで混むこともなくスムーズなのも良いです。因みに気になる2024年、バイクのユーザー車検の金額ですが…
印紙代:5,600円(3,800円・1300円・500円)
自賠責保険:8,760円
光軸調整:1,800円
合計、16,160円でした。これであと2年バイクを楽しむことが出来ます。浮いたお金でディーラーでしっかり整備して貰ったり、良いオイルを入れたりと有意義にお金を使うことが出来ます。
ちょっとした手間ですがチャレンジする価値は十分あるかと思います。どなたかの参考になれば幸いです