マジェスティ4D9のオイル交換ランプがついたので、オイル交換することに
いつもは廃オイルの処分が面倒でショップにお願いしているけど、最近忙しくなかなかショップに行く時間が取れないので自宅で交換することに。備忘録がわりに手順を記載しておきます。
今回、選んだオイルはちょっと奮発して「ヤマルーブプレミアム10W-40」です。そして前回交換していないので「オイルフィルター」も同時交換です。今回交換したパーツはこちらです
オイル交換方法
まず、適当な箱にビニール袋を入れて廃油受け準備します。市販の廃油受けBOXなどもありますがマジェスティのオイル量は2リットル以下ですので箱とウエスだけで簡易の廃油ボックスを作ることが出来ます。
そして軽くエンジン掛けてオイルを温め、次に車体左横にあるドレンボルトを緩めます。ここで、間違ってもメガネレンチやモンキーレンチなどを使わないように!簡単にドレンボルトをナメてしまい、バイク屋に慌てて駆け込む事になってしまいます。必ずTレンチがラチェットで緩めましょう。
ボルトを外すとドボドボ真っ黒になった古いオイルが出てきます
続いて、車体真下にあるもうひとつのドレンボルトも緩めますサイズはソケットレンチ(19mm)のサイズです。ここを緩めるとさらにオイルが出てきます(このボルトには茶こしの様な網が付いています)細かいゴミがついていますので再度取り付け前にパーツクリーナーで綺麗に洗浄しておきます
今回はオイルフィルターも交換も同時に。車体右手3本のボルトを緩めるとオイルフィルターが外れます。ここでもオイルが出てきますので火傷などに気をつけてゆっくり外します
中にオイルフィルターが見えます
交換は古いフィルターを外して新しいフィルターに交換、あとは逆手順で組みこみます。ここで、忘れてはいけないのはフィルターのゴムパッキンに薄くグリスを塗って新しいものに交換しておくことです。古いパッキンを使いまわすとオイル漏れなどの原因に繋がりますので新しいゴムパッキンに交換しておきます。最後に組み上げる時はフィルターの蓋は矢印が右←を向くようにあわせて留めます。
最後に一番最初に外した、ドレンボルトのワッシャーも新品に交換して(サイズM12)で締めれば完了です
補充するオイルの量ですが、フィルターを交換したときは1.7L、交換しないときは1.5Lということなので、今回はで1.7L入れました。オイルを入れたあとはスタンドを立てて少しエンジンを回してみて、オイルゲージで計ってみてオイル量を確認します。ゲージの中に規定のオイルの表示があれば問題ありません。オイルが垂れている箇所がないかを確認してもしあればパーツクリーナーなどで綺麗に洗浄しておきます。後は近所を少し走ってみてオイル漏れが無いか確認して終了です
まとめ
自宅でオイル交換を行うと廃油の処理は面倒ですが作業時間はゆっくりやっても1時間ほど、工賃が浮く分ちょっと良いオイルを入れることが出来ますし自分のバイクの状況を知ることが出来るので良いですね
ヤマルーブプレミアムのレビューですが出足がかなり軽くなりました。坂道でもスルスルと動きますので燃費が上がるのでは無いかと甘い期待が・・・ちょっと高いオイルですが十分その差は体感出来ますので、予算がある方には是非お勧めします。後は、この夏の暑さと耐久性が気になりますが・・・
*上記の作業は全て自己責任でお願いします
今回購入したのは