マツコの知らない世界で紹介された、ビヨン・ハイバーグさんのお店 包丁専門店『TOWER KNIVES』に行ってみた

お出かけ

包丁専門店『TOWER KNIVES』とは?

マツコの知らない世界で紹介されてご存知の方も多いかと思いますが、カナダ人のビヨン・ハイバーグが経営されている『包丁専門店』です。

 


場所は大阪でもかなりディープなエリアとして有名な「新世界」にあります。お店の隣は通天閣です

 

マツコも絶賛の包丁がズラリ

店内は入って右手は包丁がケースに入って並んでいて、主に堺の包丁「堺打刃物(さかいうちはもの)」が中心になります。

訪れたのが平日の昼間でお客さんが少なかったせいもあり、ゆっくりとガラスケースに並んでいる包丁を見ることが出来ました(包丁に夢中で店内の写真を撮り忘れました、、、)現在のお店になる前の店内動画がありましたので貼っておきます。包丁の展示はこの動画の様な感じです

 

 

包丁を購入する時の注意点

まず最初に『テレビで見たあの包丁が欲しい!』と言う感じで包丁を買うお店ではありません

 

店内に入って包丁を見ていると店員さんからどんな包丁を探していますか?と声掛けがありました。ズラッと並んだ包丁から選んでいくので、刺身・牛刀・三徳など最低限の包丁の知識がないと選ぶのが難しです。種類が決まれば材質選びになります。鋼(よく切れるが錆びやすい)ステンレス(鋼に比べると切れ味が劣るが錆びにくい)のどちからを得れびつつ、さらにデザインなど好みの包丁を選んで行きます。ある程度欲しい包丁が見えてきたら試し切りをしながらさらに選んで行きます。試し切りにはニンジン・トマトなどを使って切れ味、持った時のバランスなど実際に使わないと分からない所を試していきます。この間、店員さんと色々と話しながら選んでいきます。なので包丁の知識が全くない方、包丁を使っていない方にとってはちょっとハードルが高く感じるかもしれません。逆に言えば本当に自分に合う包丁が欲しい方にとっては最高のお店です(包丁の歴史や、刃物の構造、砥ぎ方など勉強になる話が一杯です)思わず楽しくて1時間ほど経過していてビックリしました

 

そして、欲しい包丁が決まったら更にその中から自分に合う1本を選んで行きます。持ってみると分かりますが、職人さんの手によって作られた包丁ですので刃の模様・微妙な柄の重さやバランスなどそれぞれ違っています。それを持ち替えながらゆっくりと自分に合う1本を選んで行きます。一見、同じに見える包丁でも持ってみると微妙に違っており、自分は更に15分ほど悩んでしました。

 

これ!と言う1本が決まったら、最後に改めて刃こぼれなど無いか紙を切って確認して購入という流れになります。

悩んで購入したのは

『マツコの知らない世界』で紹介された『堺兼近作 三徳包丁』もあったので試し切りもさせて貰いましたが自分には少しバランスが悪い感じだったので、店員さんと話して結局『堺 藤井啓市・越前 山本直』さんダブルネームの 山本藤伊作 銀三磨き三徳 165mm を購入しました。(価格15800円)

鍛冶を越前で、刃付けは堺で行ったもので包丁にもお二人の名前が入っています

 

箱の中にはお二人の紹介カードが

刃の紋様も綺麗です。切れ味もどの素材でもスっと綺麗気持ちよく切れるので料理するのが楽しくなります

 

そしてもう1本購入したのはマツコの番組でも将来されていた、MAC MK-40 モーニングナイフです。(価格は2700円)ぱっと見はバターナイフみたいですが、しっかり切れつつ良くしなります。ニンニク刻んで、歯で潰しての作業が1本で出来るすぐれものです。これは一般的に手に入りやすいので下記のリンクで同じものを購入することが出来ます。店員さんから聞いたのは非常に良く切れるのに見た目がバターナイフのようなので取り扱いに気を付けて下さいとのこと、それくらこれもスパっと切れて気持ちが良いです。

 

お店を訪れたくなったアナタ!

以上、包丁専門店『TOWER KNIVES』での買い物でした。この買い方が決してお作法と言う訳ではないかと思いますし『番組で紹介された包丁を下さい』で購入することも可能かと思います。ただこのお店は『自分にあった1本をゆっくり選ぶ』そんな買い方をするお店かと思います。料理が好きな方は自分に合った良い包丁を使うとさらに料理が楽しくなると思います。ネットで同じ様な包丁を探して購入するのもありですが、職人さんが作った個性ある包丁を試しながら選ぶのは最高に楽しいです。是非、ビヨン・ハイバーグのお店訪れてみては如何でしょうか?

お店のオフィシャルサイトもありますので興味を持たれた方は是非、覗いてみてください!

 

 

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